歯列矯正2
−まだまだ長い道のり−

レントゲンの撮影に本土へ行ってきてから約2週間。
今日朝9時に矯正医からかかってくるはずの電話がかかってきたのが10時半・・・。
『9時だったですよね、ミステイクでどうも』だって(笑)。も〜^^;。
 
この矯正歯科の先生、最近奥様を糖尿からみの病で亡くされて、3歳になる娘さん
の面倒を昼間自宅で見ながら夜間営業と言う形で本土のオフィスで開業しているらしい。
ってのも根掘り歯掘りいちいち聞き難いこときけないので会話の端々を繋ぎ合わせた結果
こういうことになってるんだな、といった推測なんだけど。
なんだか歯科開業全般のイメージってボロ設けってカンジなのだがこの歯科医はちと違った。
自宅といっても古い倉庫みたいな簡単なジャンクな建物^^;。こんなところの歯医者って・・・?
と最初訪れたときマジで怖かった(笑)。木製の異常に高い階段を上っていったその建物の
2階に居住スペース兼簡易診療所がある。どデカい黒プードルなんかもいたりする。その名も
『チャールズ』。玄関・・・ってないのよね(笑)。なんだか裏側の引き戸を開ける感覚でキッチン
リビング、簡易診療所。周りのどれを取っても金と名のつくものから縁遠い。切り詰めてやりまくって
まっさ、という感覚なのである。歯医者となるとこれも有る意味怖かったりもする(笑)。
しかし、この歯医者は信用できた。なぜか?なんとなく判る。職人気質というか学位とか論文・出世とは
縁もゆかりもないが手術をやらせると腕のいい外科医などというような、そう、まるであの
『ブラックジャック』的オーラが感じ取れた(笑)。料金もかなり良心的。評判がまたこれいい。
義姉まで知っていた。最初に行ったときには私の後からも他に家族全員で子供の矯正の相談に
きていたし。それにうちのかかりつけのこれまた変わった歯科医といい友達らしくて行き来が結構
お互いあるらしいのも安心できる。抜歯とかになったら結構連絡がうまくいくだろうし。
 
さて、今回の訪問(という感覚)だが、バンがまだ修理の段階なので、古くなったうちの黒トラックを
恐々走らせて行った。
娘さんの『ソフィア』ちゃんが出迎えてくれた。
 
今回は先生、どういう形で治療を進めていくかにかなり頭を痛めている様子。
というのも、この私、歯の根が張っている骨がどうも少なく、右側の一番奥から2番目の奥歯を
9年前に抜いて欠損している。一つ取り残された形の一番奥の奥歯の調子がすこぶる悪いらしい。
根が先天的に弱いというのである。グラついてるし。奥歯がないと仕事できませんわな^^;。
インプラントになるかも知れないっていうのである。それってまた余分に金かかるんじゃないっすか(涙)。
どうするよ〜?それに歯茎全体が疾患もないのに後退していて、これも先天的なものがあるかもしれない
ことと、それで前歯の一番サバイバルできなさそうな歯を抜くにしてもこれもこれで歯茎になにか埋めもの
をしないといけないとのこと。なんだか予算がオーバーしそうじゃないのさ〜。
インプラントはもしたしたら先生がやってくれて、それも経費くらいの値段でやってくれるかもしれない
とはもらしていたが・・・。というわけで、なんだか先天的なものでおもったより難しくなりそうである。
私としては予算が一番心配なんだけど(笑)。装置を着けるまでこれはかなりかかるかも知れない。
それでもまずは先生の治療方針が出るまで待つことにしよう。それで治療費の大まかな算出もできる
というものである。それからどうなるか考えようと思う。頑張るぞ。

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